BINTANG DIVERS について
マクロガイドが得意
コンデジの水中ハウジングが発売され水中写真が気軽に撮れるようになったのは、まもなく2000年という頃。同時にカメラ業界はフィルムからデジタルの時代に移っていきました。
2015年に顕微鏡モードを搭載したオリンパスTG-4の出現でマクロブームが到来。誰でも「水中撮影」を楽しめるようになり、当店では特に Tulamben(トランベン)エリアでのマクロダイビングを目的としたお客さまが増え、私たちダイビングスタッフは Amed(アメッド)や Kubu(クブ)エリアのなどのマクロポイント開拓にも力を入れました。
何らかの水中撮影機材を持参されるお客さまが8割を超え、水中マクロ生物や水中撮影機材に関する知識向上と同時に、お客さま個々の撮影目的・撮影スタイルを知る中で、自然とマクロガイドに必要な技術を習得することができました。
SDGsプロジェクト
~地球を守る取り組み~
ダイビングには豊かな海が必要です。ニュースやSNSを通してさまざまな環境問題が取り沙汰される中、私たちは海に関わる環境問題に対し、自分たちにも出来ることはないだろうかと常に考え、実行しています。
環境問題を問うミュージック・ビデオへの参加
2018年5月、BINTANG DIVERSは、イギリス人ミュージシャン Novo Amor のミュージック・ビデオ撮影に携わりました。
ミュージック・ビデオ本編の中盤以降をダイビングショップ前の海で約1週間、潜水時間30時間以上かけて撮影されました。BINTANG DIVERSのダイビングスタッフおよび非常勤プロダイバー総勢10名が、全長13mの竹とプラスチックゴミで製作されたクジラを泳がせ、また、このビデオの一番のメッセージでもある海洋に投棄されたプラスチックのゴミの演出・回収を担当し、私たちが環境問題に取り組むきっかけとなりました。
ペットボトルのゴミ問題
BINTANG DIVERSは、市販されているプラスチックボトルに入った飲料水のお客様への提供を廃止しました。
ただし、ダイビング前後の水分補給は不可欠です。引き続き飲料水の提供は無料で行っておりますが、飲料水を入れるボトルは可能な限りお客さま自身でご準備ください。(無料ボトルの貸し出しもございます)
また、BINTANG DIVERSでは環境保護団体 TRASH HERO と提携し、ステンレス製ボトルを販売しています。このボトルの利点は、BINTANG DIVERS同様の事業者が設置している飲料水補充ステーションでサービス(無料)を受けることができます。バリ島ではアメッドの他、サヌールやウブド、チャングー、レンボンガン島など44ヶ所でこのサービスを受けることができます。また、バリ島以外のインドネシア、タイ、マレーシアなどでも同様のサービスを受けることができます。(2024年9月現在)
人工魚礁の設置
2020年。バリ島では減少しているサンゴ礁を食い止めるべく、ヌサドゥア、サヌール、プムテランにてインドネシア政府主体の人工魚礁設置計画が実行されました。 また、ここアメッドでも地元のプロダイバーグループ P3A (Perkumpulan Pemandu Penyelam Amed) 主体でピラミッド型の人工魚礁を制作し、ダイビングショップ前の海に設置されました。
これに伴い、BINTANG DIVERSではお客さまも珊瑚の成長の様子や人工魚礁に集まる生物を観察できるよう、宮崎駿監督のアニメ 天空の城ラピュタ に登場するロボット兵を模した人工魚礁を独自に制作し、珊瑚の移植もおこないまたしました。 水深7mの深さに設置された人工魚礁は、サンゴの成長の様子や人工魚礁に集まる生き物を気軽に観察できるようになっています。